心の耳を澄まして (伝道所掲示板より 2017年9月1日)
以下は讃美歌313番の1番・3番の歌詞です。
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一、 この世のつとめ いとせわしく、
ひとのこえのみ しげきときに、
うちなる宮に のがれゆきて、
われはきくなり 主のみこえを。
三、 主よ、さわがしき 世のちまたに、
われをわすれて いそしむまも、
ちさきみこえを ききわけうる
しずけきこころ あたえたまえ。
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この世は人の声ばかりです。しかし私たちには人の声以外の真の声が必要です。それがないと、実は魂の死に至るのです。へたをすると体の死にもいたるのです。
人の声以外の声、しかもそれは永遠の人格からの呼びかけでなければなりません。そのような声のみが人を真の平安に至らせ、魂を回復させるのです。
たとえ喧騒の只中であっても、神様の方を向いて、神様の声が聞こえるように、心の耳を澄ましてみてください。
そこに何物にも惑わされぬ平安が与えられる道があります。