ありのままで (伝道所掲示板より 2018年6月1日)


 イエスが、「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい」と言われると、女は答えて、「わたしには夫はいません」と言った。イエスは言われた。「『夫はいません』とは、まさにそのとおりだ。あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」女は言った。「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。(ヨハネによる福音書4章16-19節)


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これはイエスとサマリアの女との対話です。イエスは初対面にも拘わらず、この女のことをすべてご存知でした。それはこの女にとっては驚くべきことでした。この出会いにおいて、女は根本的救いと平安を与えられるのです。
 女の過去と現在は、人生の破れと悲しみの中にあるものでした。そして実は彼女はイエスを知らず、違う信仰を信じていた人でした。しかしイエスはその女のすべてを御存知でした。「ありのままでよいのだ。ありのままでよいから私のところへ来なさい」とここでイエスは女を招いているのです。
 あなたが何も言わなくても、主イエスはあなたのことをすべてご存じです。
 主イエスの前に立つときに、何のつくろいもいりません。ありのままであることが、神の国へのパスポートなのです。そして救われる。
 そのままでいらっしゃい。                            
                              (2018年6月1日 )

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