御降誕(伝道所掲示板より 2020年12月1日)
このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。・・・・「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。
(マタイによる福音書1章20‐23節)
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神の子が御生まれになる。
この御方は人間の思いを超えたお方である。
人間の思いを超えて、約2020年前にこの地上に来られた。
そして人間の思いを超えてこの地上を歩まれたのである。
私たちと同じならば神の子ではない。
私たちを超えているから神の子なのである。
そのような御方と私たちが共にいることを赦されたことに感謝する。
私たちを超えた御方でないと、私たちの罪は赦されず、私たちは生きることができないからである。
この御方は処女から御生まれになられた。
処女から御生まれにならないならば、信じることは虚しい。処女から御生まれになられた御方である方だからこそ、信じることができる。
超越した御方だからこそ、信じるに価するのである。
超越した御方だからこそ、共におられて大安心なのである。
人のみではない。
神がいて、人がいる。
神が人と共にいてくださる。
それが究極の愛である。神は愛である。
神の子は生まれ給う。
ハレルヤ。
( 2020年12月1日)